Songe d'un petit japonais sur la guerre 1 少年が戦争について思う その壱

Publié le par daisuki

Songe d'un petit japonais sur la guerre 1 少年が戦争について思う その壱

1945年。僕はゆきお。9才。いつでもお腹を空かしてた。僕の家は、特攻隊基地のそばにあった。飛行機を見るのが好きだったから、しょっちゅう散歩してた。隊員は、みんな若くて優しかった。

Songe d'un petit japonais sur la guerre 1 少年が戦争について思う その壱

週に一度、基地から愉快な宴会の音が聞こえてきたよ。翌朝、特攻に出発する隊員のためのお別れ会が開かれていた。片道の燃料だけ積んで飛んでいくんだ。

ある夜、特攻機が近くの町に墜落した。それは新婚の隊員で、新妻に会いたい気持ちを抑えられずに途中で引き返してきたんだ。だけど、誰も特攻隊員に離陸は教えても着陸方法は教えないから、地面に激突して亡くなった。

僕はゆきお。9才。

もうずっと前から日本は戦争に負けるって知ってたよ。

(根っこも雑草も家の土壁だって食べるよ)

おしまい

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vav 21/01/2014 18:39

着陸訓練を教えてないというのは嘘ですね。
片道の燃料もデマです。
目標が見つからなかったり、作戦の変更があった場合などは、一度基地に戻って再度出撃しなければならないので。
しかし、そういうデマが広まっていたのかもしれません。

Daisuki 22/01/2014 21:28

vav san,
教えてくれてありがとう。きれいな話で好きなので、このまま載せておきます。